ブログ更新

カテゴリー │日記風

最近ブログを更新しておりませんが、たまにFacebookページやTwitterには書き込んでいます('◇')ゞ
よかったら見てみてください。

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平成28年 あけましておめでとうございます

カテゴリー │日記風

皆様、あけましておめでとうございます。
恒例の五社神社へ初詣に行ってきました(昨年も同じような写真)。

昨年はあまりの忙しさに展覧会も開催できず、バタバタした一年でした。
今年はもう少し上手に、ゆったり、落ち着いて生活し、よりよい一年にするぞと祈願してきました。

本年もよろしくお願いいたしますm(__)m




タグ :五社神社


 

パンケーキを食べる前の出来事

カテゴリー │日記風

日曜に保護者、教員、支援者等々、様々な立場の人の集まる会でお話。

 『「過去・現在・未来」すべてを考慮に入れて今後の支援を考えるとよいよ』という講演を駆け足でした後、あえて情報が少なく浅く、そして深刻さも微妙なケースを用い、模擬ケース会議をしていただきました。

 その中では「過去や現在の情報の少なさにこだわる医療・福祉関係者」、「未来なんか分からないよとつぶやく先生」「親が死んだ後まで気になさる保護者様」、「自分と被ってしまい冷静さを失う方」、「このくらいなら未来も問題ないんじゃない?と盛り上がらない方」・・・・

 立場や職業、個人的価値観の違いによりこだわるところや気にするところの違いが出て、こちらとしては狙い通りでとても面白かったです。特に「過去、現在、未来」のウェイトの違いが立場によって本当に顕著だなぁと再確認できました。

しかーし・・・

『この話し合いには結論も正解・不正解もありません。立場の違いでこだわるポイントや大切にする時間の比重が大きく違うんだなと感じていただければ幸いと思います。なぜ保護者、学校、医療等支援者ですれ違いが起きやすいのか、その一つの理由には時間の軸が合っていないことが挙げられます。
 そのため保護者様は、たまに立ち止まり「過去、現在、未来」を書き出して、今何が本当に必要なのかを考えてみましょう。そして支援者もユーザーの「過去、現在、未来」を一緒に確認し、一緒に考えていきましょう。それが「将来につながる支援」になると思います。』

などと最後の総評で言う予定が、途中で出てきた質問に答えてばかりという残念な形で終わってしまいました。緊張していた訳でも、焦っていた訳でもなかったのですが・・・あぁー大反省。

少しでも言いたかったことが伝わっているとよいのですが・・・。

その後スタッフみんなでファミレスに行き、パンケーキを食べました!
ではでは・・。



 

あけましておめでとうございますm(_ _)m

カテゴリー │日記風



大分遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

年始は五社神社に初詣に行ってきました。
昨年は忙しさの中、あっという間に終わってしまった気がします。

本年もよい年になりますように、慌てず焦らずいきましょう!

先週末は中学入試でしたね。
受験に参加した皆さん、お疲れ様ー(^^ゞ



 

第四回基礎屋表現展を終えて

カテゴリー │日記風

 7/25(金)~27(日)に行われた第四回基礎屋表現展が無事終了しました。皆様、ありがとうございました。

 初のZAZACITYでの開催。会場が前回の倍以上の広さで、展示の作品点数も増加。準備の遅れと本業の忙しさ等々が重なり、スタート前からスタッフ全員バテ気味でした。しかし皆様のご協力のおかげで何とか元気に楽しく3日間を過ごすことができました。
 会場では多くの方がアンケートにご協力いただき、全112票の感想が集まりました。数多くの「楽しかった」、「自由を感じた」とお答えいただき、今年もやった甲斐があったなぁと、ほっと胸をなで下ろしております。

 ちなみに今年の一番人気は、まなみさん(中3)の自由描画作品で14票でした! パチパチパチパチ

 実は今回112票の投票で、好きな作品に67種類もの作品が選ばれました。「全部よい」、「選べない」等の意見もあったので、いかに人間の価値観が広く分かれるかを表していますね。そんな中14票も集めるとは、さすがまなみさんすごいですねー!

 
 基礎屋表現展もこれで4回目。ずっと一貫して「様々な立場の方に意味のある展覧会にしよう」と、混沌としながらも試行錯誤を繰り返してここまでやってきました。当事者の子どもたちには発表の場であったり、遊びや表現の場であったり・・・・親御さんには成長が見られる場であったり、初めてきた方には基礎屋を知っていただいたり、何よりこういう表現が好きな方には楽しんでいただいたり!そして教育・医療・福祉で当塾生の担当をしていただいている皆様には基礎屋の成果を体感していただくと共に、いつもは見られない一面を見られる場であったり・・・それぞれの立場の方にまんべんなく少しでもお役に立てていればと開催してきました。

  
 特に学校の先生や医療の担当者さんには心理療法として学習や絵画、習字を利用した成果を見ていただきたいという思いがあります。否定されることや価値観を押し付けられることの少ない(ないとは言えないのがこれらを療法としての利用する難しいところです・・・)状態で表現(活動)をし続けることによって得られる力を感じていただきたいです。
 それと共に療法としての効果だけでなく、学習、絵画、習字の力自体もつき、更には現在の能力や心理状態、病状を表してくれます。アセスメントの道具としても扱うことのできる優れものです。

 以前学校の先生から「こういうことを学校でやろうとするとめちゃくちゃになる。どうやっているのか?」と聞かれたことがありました。実は簡単に実施が可能ではないということも知っていただけると更に嬉しいです。

 今年は夏休みに入ってすぐという時期が悪かったのか、教育関係の方があまり来られず少し淋しかったです。しかし、また違う分野の方との新たな出会いもあり非常に有意義な3日間でした。

 また来年も表現展を開けるとよいなぁと思いつつ、ありがたいことに9月からは生徒数がキャパオーバー決定で来年は展覧会どころじゃないかも?と心配な塾長がお送りしました。

 ではでは・・・。

 



 

第四回基礎屋表現展 2014/7/25~27

カテゴリー │基礎屋の教室紹介

夏です!基礎屋表現展の季節がやってまいりました。

基礎屋表現展とは基礎屋生の作品展です。今回は日本習字積志教室さんも合同出品!基礎屋生の様々な表現の声を聴いてみてください。

【出品】
・絵画・アート教室(小中学生:絵画、アート作品等)
・習字教室(小中高・大人:書の自由作品、規定作品等)
 ※日本習字積志教室さんの小中・大人作品も合同展示
・大人の基礎屋サークル(大人:書の自由作品、絵画、版画等)
・補習塾(小中高生:小学生自由作品、冊子つぶやき)

【日時】
7/25(金)-27(日) 10:00-20:00
 最終27(日)のみ 10:00-18:00)

【場所】
ザザシティー中央館 1F 南側
(鍛冶町通り側から入って一番奥の売り場です)
入場無料。
※駐車場は各自。

【イベント】
・ワークショップ企画
 作品つくりを体験できます(^O^)/

・作品グッズ、冊子つぶやき販売。
 今回は表現展の開催費を生徒から募っておりません。収益にて今回の展覧会の運営費とする予定です。 

皆様是非、表現の声を聴きにきてください。





 

日本ロールシャッハ学会第18 回大会

カテゴリー │教育・心のケア

ご興味のあるかた是非!

日本ロールシャッハ学会第18 回大会

【会期】 2014 年 11 月 29 日(土)~11 月 30 日(日)

【会場】 佛教大学・紫野キャンパス
  〒603-8301京都市北区紫野北花ノ坊町96

【行事】 教育講演・特別講演・シンポジウム
 ワークショップ・研究発表・理事会・総会・懇親会

【大会スケジュール(予定)】
第1日目 11 月 29 日(土)
9:30~ 10:00 受付
10:00~11:00 教育講演
11:05~12:15 特別講演
12:15~13:30 昼休み・理事会
13:30~ 14:30 総会
14:45~ 17:45 シンポジウム
18:00~ 20:00 懇親会

第2日目 11 月 30 日(日)
9:00~9:45 受付
9:45~ 12:45  ワークショップ
12:45~ 13:50  昼休み
13:50~ 15:20  一般研究発表 ①一般研究発表 ②
15:30~ 17:00  事例研究発表 ① 事例研究発表 ②

【教育講演】
「ロールシャッハ法と家族関係理解」
講師:髙橋靖恵(京都大学大学院)
司会:森田美弥子(名古屋大学大学院)

【特別講演】
「私のロールシャッハ法(予定)」
講師:齋藤久美子(甲子園大学)
司会:松瀬喜治(佛教大学)

【シンポジウム】
「ロールシャッハ法とのコラボレーション」
話題提供者: 高橋依子(大阪樟蔭女子大学):描画法とロールシャッハ 高瀬由嗣(明治大学):TATとロールシャッハ 橋本忠行(札幌学院大学):治療的アセスメント 川原稔久(大阪府立大学):箱庭とロールシャッハ 指定討論者: 氏原寛(帝塚山学院大学) 司会:松瀬喜治(佛教大学)

【第 18回大会事務局の連絡先 】
〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
佛教大学臨床心理相談室内 日本ロールシャッハ学会第 18 回大会事務局
FAX 075-493-9099 E-mail:jsrpm18@bukkyo-u.ac.jp

※臨時会員(一般)は、原則として保健・医療・福祉・教育等の領域で心理臨床などの実務経験を持つ方とさせていただきます。院生・学生の非会員の方はこの限りではありませんが、守秘義務の責任を負う ことが条件です。なお、院生・学生の方は、当日に学生証をご提示いただきます。





 

体罰について一考 その1

カテゴリー │ニュースネタ

 かなり古いニュースからですが、こちらの記事を読んで、皆さんどう思われますか??
 本文は4ページにわたる長い文章です。

これが体罰か、シューティングナイフで同級生脅した小6男児の頭叩いた校長に「戒告」処分、退職…抗議殺到、教委の“過剰反応”に疑問の声(産経ニュースWEST 2013.8.26 )

大阪市立桜宮高校の体罰問題で批判にさらされた市教委が再び「体罰」で揺れた-。小学校内にシューティングナイフを持ち込んで同級生を脅した男子児童ら7人の頭をたたいたとして、市立小学校の校長(62)が戒告の懲戒処分を受け、その後依願退職した。教員の体罰をめぐっては厳しい目が注がれるようになったが、この処分をめぐっては市教委に「指導に問題はない」「なぜ処分したのか」と100件を超す批判の電話やメールが押し寄せた。桜宮問題で市教委が体罰に神経をとがらせていることが処分の背景にあるが、教育現場や有識者からは「教員が萎縮(いしゅく)して、子供に対して『触らぬ神に祟(たた)りなし』になってしまう」「子供が増長する」などと懸念の声が上がっている。
(以下下記ページ)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130826/wlf13082607000000-n1.htm


 ここで一考

 抗議殺到と書いてありますが、校長先生を知っている方や一般の方から「処分が重過ぎるのでは?」という声が上がることは確かにあるでしょう。しかし、もし校長先生の発言を読んだ上で、教育や子育てに関わる関係者からも同じく擁護の声が上がっているとすれば、それは問題。今後そういう意見は「0」になる様にしていかなければいけないなぁと思いました。

 この体罰問題のポイントはここですよね。

>>騒動を知った校長は男児を音楽室に呼び出した。別の同級生6人が男児からナイフを持ってきたことを打ち明けられながら学校側に伝えなかったことも分かり、校長はナイフを没収した上で7人の頭を平手で1発ずつたたいた。児童たちの保護者も呼び、家庭でも指導するよう求めた。 「児童が反省している様子はわかった。しかし命に関わる事案だったので、厳しく指導しようと思ってたたいた」 別の保護者を経由して事案を把握した市教委の聴取に、校長は手をあげた理由をこう説明したという。


 ニュースの見出しを読んで、校長先生が緊急回避や子どもの身を守るために叩いたのなら仕方がないとも思ったのですが、どうもそういった緊迫した場面ではなかったんですね。しかも感情が溢れてつい叩いてしまったというわけでもない。「厳しい指導」として叩いたと言うのです。叩くことが「指導」であるという認識も、「厳しい」ことだという認識も対人関係職にいる人間としてはいまいちです。

 ナイフを簡単に持ってはいけないこと、ましてや人に向かって使用するなど言語道断であることは子どもたちにしっかり教えないといけないことです。
 そこでまず必要な情報を集めます。

 ・加害者、被害者、言わなかった子、それぞれどんな子?
 ・関係性は?
 ・ナイフの危険性が理解できている子だったのか?
 ・なぜナイフを使うという発想が出てきたのか?
 ・なぜ実行できたのか?
 ・そもそも、なぜそんなナイフが存在したのか?
 ・過去にも同じようなことを起こしていないか?
 ・生育歴や家族、生活環境は?
 ・能力や生得的な特徴は?
 ・医療や専門家(時に警察)にも入ってもらうべきか?
 ・再発させないためには何が必要か?
 ・今後その他のトラブルが起きる種はあるのか?

 そして、その上でどう教えることがよいか?です。

 考える事、確かめることがいっぱい有りますね。その上で「叩く」という選択をしたのでしょうか?よく考えれば考えるほど体罰よりよい方法がたくさんあることに気が付きます。

 子どもを見立て、その子に合った指導や教育、トレーニングを実施し、場合によっては医療や他機関での治療や療育を勧める選択ができるのがプロの教育者です。ある意味腕の見せどころです。ちなみに今では動物の調教でもほとんど体罰は使用されていません。正しい行動、正しい理解ができたときに報酬をもらったり褒められたりするという正の強化を繰り返し、行動を変容させていきます。
 よく「言っても分からないから・・・」と言う人がいますが、動物だけでなく赤ちゃんや障害者にも手を挙げそうな言い訳ですね。

 今のところ私自身は子どもたちに手を挙げたことはなく、叩いた方がよかったと思ったこともありません。しかし叩きたいと思ったことは何度もあります。それは毎回完全に叩く側の都合です。頭にきた自身の感情放出とストレス解消、もしくは手っ取り早く大人しく服従させたいかです。

 叩かれて育ってしまうと、それを肯定してしまうことがあります。
 このニュースに抗議をされた方の中には自身が叩かれて育った経験がある方も多いのではないでしょうか。私を含め、今の子どもたちの親の年代は叩かれて育つ機会の多かった世代です。誰しも自分の過去を否定したくはないものです。しかし幼児虐待のニュースが流れるたびに、何とかこの悪しき習慣を断ち切らないといけないと思います。

 そして体罰とは時に外に向かうだけでなく内にも向かいます。自傷行為や自殺は、自身への体罰です。現在日本では自殺者が後を絶ちません。体罰容認の発想が、他者だけでなく自身も傷つけることがあると知ってください。そして叩かれて育った人が皆順風満帆に生活している訳ではないと知ってください。

 もう体罰の連鎖は止めましょう。
 体罰による事故も、自殺も要りません。
 間違いなく体罰は必要ないです。より高いレベルの教育を目指しましょう。

 最後に・・・

<中田英寿のエピソード>
中田の中学時代の有名なエピソードに次のようなものがある。
当時、甲府北中のコーチをしていた皆川新一は、試合に負けた生徒たちに罰走として50本のダッシュを命じた。

『子供たちは不承不承ながら当然のことのように罰を受けたのですが、ヒデだけはベンチの脇に立って走ろうとしないのです。
怪訝に思った私は、
「どうして走らんのだ!」と語気を荒げたのです。
ヒデの答えはこうでした。
「走る理由がわからない。俺たちだけが走らなければならないのは納得できない。皆川さんも一緒に走ってくれ。だったら俺も走る。」

ヒデ少年は、ある意味では問題児だったと言えるかもしれません。中二事件の時、私が、ふざけたことを言うなと殴りつけていたら、果たして中田英寿という個性は、世界に羽ばたくことができたでしょうか。
そう思うと、私は時々ぞっとすることがあるのです。

ドイツの子供たちは、試合前のミーティングで、コーチの指示に対して必ず説明を求めてきます。「なぜこのシステムで戦うのか」 「なぜこの戦術をとるのか」。
それに対してコーチは、システムや戦術の意図をきちんと説明します。そうやって納得させないと、ドイツの子供たち(ヨーロッパの他の国の子供たちもそうなのでしょうが)は動かないのです。

ドイツ留学中、こうゆう場面に出会うたびに、ヒデはこのタイプのこどもっだたのだなあと思いました。日本の子供としては独特の個性ですね。彼がヨーロッパのサッカーで通用しているのは、このヨーロッパ人に似た個性の持ち主であることが要因のひとつなのかもしれません。』

http://matome.naver.jp/odai/2135791002863231601/2135791111763359903 より抜粋

ではでは・・・。



タグ :体罰


 

フリースクールについて一考 その1

カテゴリー │教育・心のケア

 浜松では鮮やかにピンク一色だった桜の木も、すっかり葉桜になってきました。
 学校の始業式から数日が経ち、基礎屋昼の部(フリースクール)もスタート。いよいよ新学期が始まりました。

 今年はこの節目を足掛かりに、基礎屋からも7名の不登校・別室登校の児童生徒のうち6名が学校に戻っていきました。今のところ毎日教室に入っている子もいれば、上手に休みを入れながら自己調整している子もいます。そして今後は息切れする子も出てくると思います。
 もちろん学校に戻ることが唯一の正解ではありません。かと言って「行かなくてもいいよ」一辺倒では無責任です。

 そこで一考

 今まで幾人かの不登校児童生徒やいくつかのフリースクール、適応指導教室を見てきました。その上でフリースクール、適応指導教室に通うときには、「その時、その子に合った教室を選ぶことがいかに重要であるか」を感じました。

 合わない教室に通ったときの悪い影響としては「無理に学校に行かせようとして余計頑なにさせてしまう」、逆に「もうちょっとの工夫で学校に戻れそうなのに、何も手を差し伸べられていない」、「障害や疾患を見つけられずに放置されている」等が見られました。

 実はフリースクール、適応指導教室には教室によってそれぞれ特色があります。

・居場所になるところ
・やりたいことをやらしてくれるところ
・人とふれあう体験を通し、人への信頼を再構築できるところ
・学習を補充をしてくれるところ
・学校復帰の方法を一緒に考えてくれるところ
・状態の見立てが利くところ
・就労につながる社会復帰に強いところ
・今まで見つからなかった魅力を引き出してくれるところ
・体力がつけられるところ
・家族のフォローをしてくれるところ
・医療や福祉との連携に強いところ
・非行や反社会的な行動に対応できるところ
・専門家による心理療法やSSTが受けられるところ
・教育委員会、学校とのパイプが強いところ

等々、その教室の特色や指導員の持つスキルは様々です。
お子さんに合っていない場合、成果が出にくいばかりか、その教室の持つ価値も半減してしまいます。選ぶ際には評判を聞いたり、見学、体験したりして、お子さんの状態に合った教室を選んでみましょう。

ちなみに基礎屋は、学習支援と臨床心理学をベースにした見立て、心理療法を基本にしていて、学校復帰を目指す子たちに向いています。

それでは皆さん、平成二十六年度も慌てずじっくりいきましょう!今年度も宜しくお願いいたします。

ではでは…




 

不登校について一考 その2

カテゴリー │教育・心のケア

 昨日は某市の不登校対策協議会に参加してきました。

 田舎ならではかもしれませんが、こちらの地域では不登校になる子の多くに能力上の問題からくる学習の遅れが目立ちます。当然、対人トラブルや家庭環境、心理的要因やトラウマ、精神疾患などが絡んだケースもありますが、学力不振が一番目を引くと言っても過言ではありません。

 中学に入って定期テストがはじまり、今まで優しくすべての学習をサポートしてくれていた担任がいなくなって、教科ごとに違う先生が登場する完全異質な空間です。中1ショックの原因の一つと思われます。

 そんな中、小学校の先生は中学の先生に対して「もっときめの細かいサポートはできないのか?」と思い、中学校の先生は「小学校の間に支援学級を勧められなかったのか?」と訴える。

 ここで一考

 昨日の会議では講師の先生をお招きして不登校支援の具体的方法等の講義をお聞きしたのですが、内容とは全く関係なく、この地区の不登校児童生徒数を減らすには、まず乳幼児健診をすり抜けた幼稚園、小学校低学年での発達障害児(及び傾向)に対するより専門的なスクリーニング、そしてフィードバックを含めた保護者へのサポートが必要であると改めて思いました。

 そして地域の発達支援が充実していない以上、見立ての必要性からスクールカウンセラーの半数以上が準スクールカウンセラー(非精神科医、非臨床心理士)という現状は改めないといけない地域かもしれないと思いました。というかこの地域だけでなく県教委のSCの半数以上が準SCなんですけどね。

 ではでは・・。