2009年11月21日09:24
最近のニュースから 〜うつ〜≫
カテゴリー │ニュースネタ
気になったニュースを2つ。最近、心の病気や障害などの認知度をあげていかないと、このストレスフルな社会の犠牲者は減らせそうもない気がしています。昔は・・・なんて言ってる場合じゃないと思うなー。しかし、軽はずみに宣伝すると、強者の都合のいい道具にされてしまうから・・・難しいですね。
うつ病による身体的な痛み、認知度低く
11月18日13時45分配信 医療介護CBニュース
診断前に自分の身体的な痛みがうつ病の症状の一つであることを知っていたうつ病の患者が約2割にとどまることが、塩野義製薬と日本イーライリリーによるプロジェクトチーム「『うつの痛み』情報センター」の調べで明らかになった。同センターでは、「うつ病の症状としての『痛み』の存在を周知していくことで、患者さんが医師に『痛み』の症状を話し、うつ病のよりよい治療につながることを願い、情報活動に努めたい」としている。
調査は昨年12月、インターネット上で実施。過去5年以内にうつ病と診断され、うつ病治療薬を服用している有職者297人と、うつ病やうつ状態の患者を1か月に1人以上診察している経験年数3-30年の一般内科医と精神科医309人から回答を得た。
調査結果によると、患者の身体的な痛みの経験については、「痛みあり」が59.9%、「痛みなし」が40.1%だった。 このうち、「痛みあり」と答えた人に「身体的な痛みで最もひどくわずらわしかった症状」を聞いたところ、「頭痛」が33.7%で最も多く、次いで「身体全体の漠然とした痛み」25.8%、「背中の痛み」24.7%、「胃腸などの消化器系の痛み」15.7%の順だった。また、診断を受ける前に身体的な痛みがうつ病の症状だと思っていたかどうかを聞いたところ、「はい」21.9%、「いいえ」60.1%で、「分からない」は18.0%だった。
一方、医師に対し、診察するうつ病患者のうち、痛みを伴う身体症状がある患者をどれくらいの頻度で診るかを聞いたところ、「時々」が55.0%で最も多く、以下は「多くの場合」33.0%、「まれに」10.4%、「分からない」1.0%、「常に」0.6%、「全くない」ゼロの順だった。
昨年の自殺は11年連続3万人超 自殺対策白書
11月17日10時50分配信 産経新聞
政府は17日の閣議で、平成21年度版の「自殺対策白書」を決定した。それによると、昨年の自殺者数は3万2249人で、平成10年以降11年連続で3万人を超えた。今回の白書では初めて、自殺予防と遺族支援のための基礎調査についても掲載。「働き盛りの中高年の自殺にはアルコールが関係している可能性がある」として、自殺予防には鬱病(うつびょう)だけでなく、アルコール問題も含めた心の健康対策が必要と指摘している。
昨年の自殺者数は、男性は2万2831人(前年比647人減)、女性は9418人(同197人減)。このうち無職者は半数を超える1万8279人だった。小学生から大学生・専門学校生の若者の自殺者数は、調査を始めた昭和53年以降最多の972人に及び、平成14年から7年間連続で増加している。
自殺の原因・動機でもっとも多いのは「健康問題」(64.5%)。次いで「経済・生活問題」(31.5%)、「家庭問題」(16.7%)など。19歳以下の男子では「学校問題」が、男性中高年(40〜50代)では「経済・生活問題」がそれぞれ最も多かった。
うつ病による身体的な痛み、認知度低く
11月18日13時45分配信 医療介護CBニュース
診断前に自分の身体的な痛みがうつ病の症状の一つであることを知っていたうつ病の患者が約2割にとどまることが、塩野義製薬と日本イーライリリーによるプロジェクトチーム「『うつの痛み』情報センター」の調べで明らかになった。同センターでは、「うつ病の症状としての『痛み』の存在を周知していくことで、患者さんが医師に『痛み』の症状を話し、うつ病のよりよい治療につながることを願い、情報活動に努めたい」としている。
調査は昨年12月、インターネット上で実施。過去5年以内にうつ病と診断され、うつ病治療薬を服用している有職者297人と、うつ病やうつ状態の患者を1か月に1人以上診察している経験年数3-30年の一般内科医と精神科医309人から回答を得た。
調査結果によると、患者の身体的な痛みの経験については、「痛みあり」が59.9%、「痛みなし」が40.1%だった。 このうち、「痛みあり」と答えた人に「身体的な痛みで最もひどくわずらわしかった症状」を聞いたところ、「頭痛」が33.7%で最も多く、次いで「身体全体の漠然とした痛み」25.8%、「背中の痛み」24.7%、「胃腸などの消化器系の痛み」15.7%の順だった。また、診断を受ける前に身体的な痛みがうつ病の症状だと思っていたかどうかを聞いたところ、「はい」21.9%、「いいえ」60.1%で、「分からない」は18.0%だった。
一方、医師に対し、診察するうつ病患者のうち、痛みを伴う身体症状がある患者をどれくらいの頻度で診るかを聞いたところ、「時々」が55.0%で最も多く、以下は「多くの場合」33.0%、「まれに」10.4%、「分からない」1.0%、「常に」0.6%、「全くない」ゼロの順だった。
昨年の自殺は11年連続3万人超 自殺対策白書
11月17日10時50分配信 産経新聞
政府は17日の閣議で、平成21年度版の「自殺対策白書」を決定した。それによると、昨年の自殺者数は3万2249人で、平成10年以降11年連続で3万人を超えた。今回の白書では初めて、自殺予防と遺族支援のための基礎調査についても掲載。「働き盛りの中高年の自殺にはアルコールが関係している可能性がある」として、自殺予防には鬱病(うつびょう)だけでなく、アルコール問題も含めた心の健康対策が必要と指摘している。
昨年の自殺者数は、男性は2万2831人(前年比647人減)、女性は9418人(同197人減)。このうち無職者は半数を超える1万8279人だった。小学生から大学生・専門学校生の若者の自殺者数は、調査を始めた昭和53年以降最多の972人に及び、平成14年から7年間連続で増加している。
自殺の原因・動機でもっとも多いのは「健康問題」(64.5%)。次いで「経済・生活問題」(31.5%)、「家庭問題」(16.7%)など。19歳以下の男子では「学校問題」が、男性中高年(40〜50代)では「経済・生活問題」がそれぞれ最も多かった。