きそや通信

これは私の家の近くにあるサッカースクールの看板です。今もやっているのかは分かりませんが、看板はまだしっかり立っています。


「めざせ２００２」って古っ！て思うかもしれませんが、実はこの看板ができたのは本当に古く、確か約２０年前・・多分私が中学生ぐらいの時だったと思います。当時の日本代表はＷカップ出場０回、少し強い相手（韓国等）と当たると木村和のＦＫ頼りで、内容は押されっぱなしの試合を繰り返しており、中学生ながらにＷカップ出場権を勝ち取ることなど無理であろう、そして日本がワールドクラスに成長するなど夢のまた夢と思っていた頃でした。更に２００２年にＷカップが日本に来ることもまだ決定しておらず、看板を見るたびに本当に来るのかな？と半信半疑でした。当時キャプテン翼に影響されて、シュートにおかしな名前をつけた小学生がたくさんいましたよね。

しかし、いつのまにやら今ではＷカップ２回出場、加えて来年のドイツ大会の出場権も獲得し、更に更に海外の一流チームでプレーする選手がどんどん出てきて・・んー本当に強くなったなーと感心します。

ラモスが聞いたら「サポーターは厳しくならなきゃダメやろがー」と怒りそうですが、ずっと弱い日本代表を応援してくるとなかなか強い批判はできないんですよね。多分私はかなり過保護且つ甘い目で見ている部類のサポーターだと思います。確かにもっと強くなるには、選手もサポーターも目標は高くし、結果に厳しい目で見ていくことが必要だとは分かっているのですが、看板が立つ以前のパツンパツンのホットパンツのような短パン時代、看板ができた頃のやっと世界を見据えだした日本代表、そして行けると信じきっていたドーハの悲劇、やっとこさで勝ち取ったフランス大会・・・と成長を目で追っきたためか、同時期に下手くそながらも自分も球を蹴ってきたためか、大きな期待をかけるより見守りたくなってしまいます。私だけ？もしくは日本人特有の感情なのでしょうか？

まあ、まだ代表は来年までは調整なので、それよりも高校サッカーのお話！！今は代表よりも、サッカー静岡（特に高校）が最近振るわないことの方がが心配です。今日の選手権県予選決勝で惜しくも西部勢の浜名は負けてしまいましたが、勝った橘には、全国大会でサッカー静岡を思う存分見せ付けてきて欲しいなと思います。今期、インハイ県代表は磐東、選手権決勝には浜名と西部勢の頑張りが見られるようになってきましたね。来年以降は開誠館も出てくるだろうし、遠州弁パワーで県のサッカー勢力地図を塗り替えちゃって欲しいなーと思います。そういえば、昔「西部サッカーだより」って冊子あったなーとふと思い出しました。今もあるのかな？
とりあえず、正月の選手権では橘の健闘を期待したいと思います。がんばれー！

今日の一句
「よい選手　中部に越境ちょっと待て　そろそろ西部で一旗あげまい！」
ではでは・・。