よいことをする

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先日、一人でお昼ごはんを食べに喫茶店に行ったときのお話。
そのお店は席が多いため、いつもは混んでいたとしてもどこかしらに空席があるのですが、その日はなかなかの盛況ぶりで満員状態でした(味より量が多いのが特徴のお店。知り合いとよく会う)。店内は外回りの営業さんや作業着の人でごった返していました。

お店に入り「席は無いかな?」と見渡していると、丁度食べ終えてレジに立つサラリーマン風の若い男性を発見しました。ラッキーと思い、すぐ様空いた席に行って座ると、椅子の上に小さな白いタオルが忘れられていることに気が付きました。そして男性を見るとお会計を終えて店を出るところ。

これはいかん!と思い、ついつい大きい声で「おい、兄さん。タオル忘れてるに!」と叫んでしまいました。店中が私に注目!!しかし彼は私の声に気が付かず店を出て行ってしまいました。皆に見られている恥ずかしさを抑え、「おーい」と叫びつつタオルを持って追いかけようとしたときに・・・近寄ってきた店員さんが小声で私に言いました。

「あの・・すいません。それテーブルのおふきんです。」

きゃーーーーー!恥かし−−い!その場から飛んで逃げようかと思う気持ちを必死で隠しクールな振りをして「あ、そうですか。よかったよかった」と座ったのですが、多分顔は「田舎の子のほっぺたwith木枯らし」みたいに真っ赤になっていたと思います。

<帰りの車の中で考えたこと>
これが子供だったら「もう二度と親切なことなんかしないぞ」って思ってしまうかもしれないなと考えてしまいました。そして私が小学生の時に遭った出来事を思い出してしまいました。

 私が小四の時のことです。当時私の学校では給食費?(何費か忘れました)を数ヶ月に一度封筒に入れて持っていき、朝の会の時に教壇にいる先生に提出するということが習慣でした。ある日、前に立つ先生に持っていくときに「ついで」と思い友達の封筒を「一緒に出してあげる」と手に取ったことがありました。そのとき何だか軽いことに気が付き、中を覗いてみると空っぽだったので「入ってないよ」と教えてあげたのです。当然親切のつもりで・・。
 ところが、次の日にその子の母親が「入れたはず。その子が盗んだのではないか?」と担任に言ってきたことを聞きました。それも私が否定した後も何度も・・以前から何度か遊びに行ったりして知っているお母さんなのに・・。しかも数回の呼び出し尋問で完全に疑っていた担任(疑われるような子だった気もするけど)を見て、そのときは「もう親切なんかするもんじゃねー!」って思いました。自分の親と仲の良い友人達は私を疑わなかったことが救いだったのかもしれません。ちなみに当事者の子は特に仲良かったわけではなかったので(本人には罪はないのですが)その後ちょっと嫌いになってしまいました。

んーー懐かしい。しかし腐らず一応ちゃんと生きているのですっかり忘れていましたが、グレていたら先生とそのお母ちゃんを最初にパンチしてたかも。なんてね。

善いと思うことは懲りずにしよう!ここで一句。
「ヒーローは へこたれないから カッコイイ!!」 

One piece(巻40)
昔生徒に紹介されて今もはまっている漫画、ワンピースです。皆へこたれないよー!
ではでは


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