いい言葉 その1の1

カテゴリー │教育・心のケア

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平成21年度一発目はちょっと真面目に、「いい言葉」のご紹介。


『過去と他人は変えられないけれど、自分と未来は変えられる』

という言葉。誰が言い出したのかは、知りませんが、院生時代に先生から心理士の心得として言われた言葉です。

私には元々『教える』、『変える』という一方的な気持ちが強いようで、意見が合わない人や、分かってもらえない場合には、何とか分かってもらおうと熱く必死になるところがあります。子ども達や親御さんに対しても、そんなところがあります。特に昔は強かった・・・。だから、仕事中、この言葉を思い出すように心掛けています。

冷静に考えれば、100人いたら100の価値観がある訳で、他人が簡単に「あなたは間違っている」と指摘してみたり、「あなたが変わりなさい」と変化を求めたりすることが、いかに傲慢かということを気付かせてくれる言葉でした。特に、相手から求められてもいない場合には、当然ですよね。

同じ志を持つ者同士が、切磋琢磨のために議論することは、とても大事なことだと思います。その時には、相手の意見の欠点を指摘することも必要になるし、お互いに主張し合い、議論を重ね、よりよいものを作り上げていくことは大切なことです。

しかし、自分が考えている立ち位置と相手が考えている立ち位置が必ずしも一緒ではないときがあります。それこそ独りよがりに、勝手に同志と思いこんでいるようなことってあるんですよね。

例えば、親から見る子どもは「自分の分身」でも、子から見た親は「多くの例のうちの一つ」に過ぎないのかもしれません。夫婦、家族、友人においても、『同志』と思って話していたのに、議論の最中、考え方が全然違った、距離が遠かったと感じることも多いかと思います。

会社のように同じ利害関係の中で動いていれば「同志」である確率はぐんと上がると思いますが、家族や友人、知り合いには、親切のつもりで欠点を指摘し、結局疎遠になってしまったなんてことは多いですね。

やはり、まずは他人を変えようとする前に、自分をよく知ることですの。

<その1−2に続く>



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