記憶のおはなし その1

カテゴリー │教育・心のケア

学校で勉強しただけでテストの点が取れてしまうほど記憶力がよい子から、何度聞いても覚えられない子まで・・記憶力には個人差があります。そこで今日はお勉強における記憶のお話をします。

よく言われる理想的な勉強法は「予習、復習」ですが、正直なかなかできるものではありません。皆、簡単にできれば塾なんていらないかも。うちではまずこの予習復習の必要性を含め、自分の記憶力について把握させることから始めます。例えば学校の授業を聞いて、テスト勉強をして20点/50点だったのなら、2回の勉強で20点ということです。これは「たった2回では結構記憶から抜けちゃう人間だ」ということ。「今後は復習もやってみようか」と記憶回数を増やすことを考えてみたり、「授業を聞くだけでなくノートをしっかりとってみようか」と記憶の太さを太くすることを考えていきます。逆に記憶力がよく、覚えることに長けているのなら暗記物の時間を抑えることができるため、数学や英作文など理解や発想を深めることに時間を割くようにしていきます。

勉強における記憶のポイントは3つ
?自分の記憶力の把握
?記憶力に合わせた回数の勉強をすること
?記憶を太くする(インパクト)工夫をすること

(記憶力を伸ばしてあげることもいいかもね。しかし、うちではその部分は?で代用です。)

で、今週は?回数のお話!
1:学校の授業をしっかり受ける 2:復習 3:テスト勉強 もしくは
1:予習 2:学校の授業をしっかり受ける 3:テスト勉強
が一般的な形で、復習もしくは予習を塾に任せる子が多いです。たまに学校以外すべてを塾に求める場合もありますが・・それでは自分では何もできない子になっちゃいますよ。さて、ここで自分の実力と勉強量を比較し、自分の力に合わせて予習復習の必要性を検討、テスト勉強期間を調整していきます。

簡単に言うと、記憶力がよくないのであれば回数を増やし、記憶力がよければそれを活かす。記憶力が劣っているということは大した欠点ではなく、量でカバーできると知ること。
ちなみに私は「人は3〜4回忘れるものだ。授業だけ聞いて点数取れる子は天才だけ・・凡人は天才の真似してもダメだよ。私は大体4回かなー。」と教えています。

やっぱり理想は
1:予習 2:学校の授業をしっかり受ける 3:復習 4:テスト勉強 だね。
もう一つのお奨めは
1:学校授業(太) 2テスト勉強(太)です。

?記憶を太くする(インパクト)工夫をすること は又来週!


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