小さい頃の勘違い

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車を運転しているときに矢印のついた看板を見ると、「小さい頃、矢印の意味を勘違いしていたなー」と思い出します。上向きの矢印は向こう側というのは分かっていたのですが、下向きの矢印を手前側ではなく地下のことだと思っていました。

<勘違い1>
スナック『あかね』 ↓
って書いてあるのを見て、地下にお店があるんだなーと思っていました。ある時(多分幼稚園後半か小学校低学年)に、こんなにいっぱい地下にお店があるのはおかしい。入り口も見当たらないし・・と思い感づきました。

<勘違い2>
その他に勘違いしていたものは、サッカーのスローインです。幼稚園でサッカーをやるときにラインから出た球をどちらが入れるのか、一生懸命考えてもさっぱり分からず、勝手に自分の陣地では自分が、相手の陣地では相手が入れると思いプレーしていました。これは小学校3〜4年まで気が付きませんでした。

<勘違い3>
小さい頃によく母が、ペギー葉山の「学生時代」を口ずさんでいました。その中で 「蔦の絡まるチャペルで祈りを捧げた日」という歌詞の「ツタノカラマルチャペル」の部分をそういう名前の都市があると思っていました。

皆さんも小さい頃におもしろい勘違いしていたものありませんか?
ではでは・・。


 

食べ物の恨み

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世の中いつまで経っても、どこかでは戦争が行われ無くなることがない。ニュースの中心はいがみ合い、憎しみ合い・・テロ、殺人、そして若貴兄弟の喧嘩・・なんだかイヤ〜ねー。
最近気が付いたことだけれども、揉め事のスタートって全然大したことじゃない理由が意外と多いんだよね。肩ぶつかったってことから抗争が起こったり、ひょんな勘違いから喧嘩が起こったり。

そんな中でも塾長が重大な「揉め事のきっかけ」となっていると以前から考えている事柄がある。それは・・

「食いもんの恨みは恐いぞ〜」である。

<例1>りんご事件 Rさんの話
Rさんが幼い頃、弟と二人で仲良くりんごを食べていたときのことです。Rさんが最後の一切れを食べようと、まさに口に運ぼうとしたときに事件は起きました。Rさんは、口に入れる寸前でほんの数秒テレビに心を奪われてしまいました。そのときに弟がRさんのりんごを一口にパクり。そしてRさんが口に運んだときに気が付きました。「り、りんごが無〜い」。ムキッーーーー!
Rさん談「殺意が芽生えました」

<例2>カニ事件 Oさんの話
Oさんが小学生の時に、家族でカニを食べていたときの話です。大人たちが上手にカニの足から肉を取り出し食べている中、まだへたくそなOさんはちょびちょびとしか食べられません。そこで考えました!皿に溜めておいて「一気に食べよう」と。そして皿一杯にしこたま溜めていざ食べようというとき事件は起きました。父上が衝撃の一言「なんだお前、食わんだか?」・・そしてパクり。ム、ムキッーーーー!
Oさん談「まじ殺意が芽生えました」

そして塾長が次に起こる重大な争いのタネになるのではないかと最も懸念しているものは・・
「メロンの汁、すいかの汁」である。
皆さんはメロンやすいかを食べたあと、皿に残った汁を楽しみにしていませんか?私はある意味、実よりも楽しみにしているかもしれません。皆さん飲み干すまでが「メロン、すいかを食す」ですよ。気を抜くこと無かれ!

ここで一句
「残りもの 福があるともいうけれど 揉めるタネにもなるので注意!」


 

哺乳類が敗れる日

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生物は単細胞生物からはじまり、多細胞生物へ・・・無脊椎動物から節足動物へ、そして無脊椎動物から脊椎動物が産まれ・・・魚類、両生類からハ虫類・・鳥類・・哺乳類へと長い年月をかけて進化を遂げてきた。哺乳類は優れた能力と高い知能を身に付けたまさに地球の覇者である。

しかーし
先日私は某ペットショップで、ある種危機感にも似た衝撃を受けました。
これはでは簡単に理解できる事実なのですが、目の前に実物を並べて考えるとが何かを拒否するのです。

その事実とは

ハムスターとかぶとむしの値段が変わんなーい!!!
そしてカゴ、入れ物の方がハムスターよりうんーと高ーい。

っていうかゲージセット買うとハムスターがついてくるってのあったにー!どっかの包丁とかお布団とかのCMじゃないんだからーと突っ込みたくなるでしょ?

カブトムシ、雄雌ペア680円だから雄だけだと400円くらいかな
そしてジャンガリアンハムスター一匹398円
ハムスターのカゴ・・大体2000円位から・・・

カブトもハムスターも同じくらいの大きさだから、目の前で比べると切なくなりますよ。ハムは愛嬌もあって、毛ももじゃもじゃなのにー!

ここで一考。
希少性やニーズなどから考えると鳥、魚、昆虫の中に高額で取り扱われているものがいることは何も不思議なことでありません。ではこの違和感は何だろうと考えると、「同等の扱い」に対する違和感かもしれません。子犬売り場にアイボがいるような、スーパーのお肉売り場にお菓子のバーベキュー味が置いてあるような、スポーツ用品店に将棋盤が置いてあるような・・。そしてハローワークで人間とお手伝いロボットが仕事を取り合っているようなって考えるとなんだか恐いですね。昆虫(節足動物)から感じられるロボット感、冷たさ、無感情さからくるものかもしれません。

ペットショップとして一くくりになっていることが良くないのかな?けどせめて外国産のバカみたいにでっかいカブトに負けるのならわかるんだけど、その辺でとれるカブトと値段変わんないだから・・本当切ない。「雌には負けないよね。カナブンのでっかいような奴に哺乳類が負けるわけがないよね。」とぶつぶつ言いながら、横のほうにいた超かわいい子犬に心奪われていた塾長でした。(そしてちょっと戦わせてみたいとも思ってしまったのは内緒です。)

ではでは




 

塾長の基礎屋論3

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たまには塾の話もせねば・・
というわけで今日は塾についてです。

「学校でしっかり勉強をすればいいじゃないの。勉強ばっかりやったってしょんない。塾なんてこんなたくさんいらないよ。どっちかというと今の子にはもっと人間教育をしなくては・・・」

という類の意見を言う人が私の周りにはとても多いです。私も基本的には同意見、そして、こと勉強に関しては塾に行く前に「まず学校の勉強をしっかりやれ&自分で勉強してみよ」と思っている人間です。

ではなぜ塾をやっているのかと疑問に思うかな?

私は、まず学校を中心に自分で勉強してみて、分からなくなったり、上手くいかなかったり、物足りなくなったり、要はやり直す、手助けが欲しい、もしくは更に上を目指すときに行く場所であると思っています。あくまでも勉強の中心は学校であるべきだと思っています。(例外:周りから見て最初から学校だけではついていけそうもない場合、またそのようになりそうな障害を持つ場合は最初から塾併用もよいと思います)。でも最近は、いざ塾に行こうと思うと上を目指す人のための進学塾ばっかりなんです。

・基本的には自分で勉強してみたい
・進学希望じゃ無い ・大勢での授業形式がイヤ
・落ちこぼれそう  ・分からないところだけ聞きたい
・自分のペースに合った勉強をしたい

こんな場合は普通の進学塾よりも、補習塾、個別指導、個別対応塾、家庭教師の方がよいと思うんだけど補習塾は最近少ないんですよね。(個別指導塾と補習塾はある程度似ていると思います。あくまで学校の補習メインである補習塾に対し、独自のプログラム中心に指導を行う個別指導塾って感じかな)もともと補習塾なんて近所のおじいおばあがやっている小さい塾って相場は決まってますし、経営で考えると生徒画一の授業でやれないから効率(お金)悪くてなかなかやらないんですよね。個別指導の塾や家庭教師もよいんだけどお月謝高いし、その割に先生バイトの確率高いし・・。まず補習塾でやってみて物足りなくなったら進学塾に変えたり、講習、模試だけ受けに行ったり、自分でやったりするのがお奨めです。

最近うちに入ってくる生徒からよく聞く愚痴は、どこぞの大手塾の入塾試験に落ちて入れてもらえなかっただの、自分のして欲しいことをやってくれるところがないだの、分からなくなっても対応してくれないだの、点取れない子の待遇悪いだの・・塾はたくさんあれど・・といった感じ。しかも塾は行かなきゃいけないという間違った強迫観念に駆られている親御さんも結構多いので慌てて大手進学塾に入れてしまうことが多いです。できる子は最初から進学塾行こうと、補習塾行こうと、自分でやろうと、何やろうと問題ないんですけど、そうではない子も多いですからね。

本当に塾を必要とする子が合ったところに行けていないから、時代に逆らって「補習塾基礎屋やるかな」って感じなんです・・・っていうとまるですばらしい人みたいだけど、実際は子供達と騒いでいるのが好きなのと、そういうニーズがあれば好きな仕事やって生きていけるかなと思っただけです。補習塾は子供達とつき合いやすいスタイルだし。しかし土建屋やめたらその分の収入考えないと・・・って「意外と大変なのよ」で締めくくります。

ではでは・・。