最近のニュースから 〜心の病〜

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最近、同様のニュースをよく見かけますね。
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大阪市職員:深刻、心の病 休職274人、4年で1.8倍−−08年度 /大阪
12月8日15時1分配信 毎日新聞

 ◇臨床心理士配置、予防へ
 うつ病を主とした精神疾患で08年度に休職した大阪市職員は274人で、04年度の約1・8倍に増加したことが分かった。市は臨床心理士らが相談に応じるカウンセリングルームを設けたり、管理職向けの対応マニュアルなどを作成し、早期予防に努めている。
 交通、水道両局と市立学校の教職員を除く、職員約3万人を対象に調査した。休職は、病気休暇が90日を超えた職員について、医師らで作る健康診断審査会が要否を判断する。
 市人事部によると、休職者の推移は、04年度151人(全職員のうち0・45%)▽05年度185人(0・56%)▽06年度226人(0・74%)▽07年度212人(0・73%)▽08年度274人(0・98%)−−と増加傾向にある。男女や年代別の内訳は不明で、市は今後、分析するとしている。
 また、自殺者は、04、05年度各6人▽06年度11人▽07年度7人▽08年度8人−−と10人前後で推移している。
 同部では「職場の人間関係や仕事上の問題、家庭の事情などさまざまな原因が考えられる」としている。【堀文彦】


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<ここで一考>
学校の先生方から、「心の病や不登校の児童生徒が増えている気がするけど、原因は何だと思います?」と聞かれます。また先生方からは「10年前の子どもたちと今の子どもたちが違う」、「親も昔と全然違う」という声をよく聞きます。

ニュースのように、大人が大変な状況になっていれば、子どもたちに影響がでるのは当然ですよね。実際、苦しんでいる子どもたちと接していて、「家庭が機能していない」ケースと「子どもの生まれ持った性質、能力に周囲が気が付いていない」ケースの2つがとても多いなーと感じています。いずれも大人、親がキーなんですよね。

先日、あるベテランの先生が「昔の校内暴力全盛時代を思い出す。あのときはやんちゃな子もエネルギーを失った子も両方いたけれど、今は大人しく見える子が多いという違いだけで、学校に来ない子の数も、子どもたちの疲弊の具合も、あの時に匹敵するぐらいに感じる。」と言っておられました。

こうなると、まずは大人から、それには社会から変えていかねば・・となるのでしょうか?個に目が向かなくなるという悪循環だけは避けてほしいものです。
事業仕訳では、個は一般論にかき消され、マイノリティーはないがしろにされそうな印象を受けたのはわたしだけでしょうか??

話が逸れてしまいました(T_T)・・・なんしょ、子どもたち一人一人がもっと楽しく生きられるようになれば、全体がよくなる気がします。

ではでは・・。



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